チャンスを拾うには「一身独立」が大切!福沢諭吉の格言より

チャンス 仕事術

サラリーマンはチャンスが少ない?それとも多い?

それは、あなたが”転がっているチャンスを拾うか、通り過ぎてしまうか”の違いだけかもしれません。

あなたはチャンスを拾えていますか?見過ごしていませんか?

福沢諭吉の格言「一身独立して一国独立す」の一身独立で考えてみましょう。

福沢諭吉の格言より「一身独立」の教え

学問のすすめの中で”一身独立”という有名な一節があります。

独立の気力なき者は、必ず人に依頼す、

人に依頼する者は、必ず人を恐る、

人を恐るる者は、必ず人にへつらうものなり。

出典 学問のすすめ(一身独立して一国独立す)の一文「青空文庫」より

これは抜粋なのですが、この一節だけでドキッとした方はチャンスが拾えます。

なぜなら、あなた自身が独立していない理由が分かっているので、ドキッとしたのです。

この一身独立というのは、自分の信念や発言を曲げないために必要なことなのです。

チャンスを拾うのは独立しているから

独立するとは「自分で考え、自分で判断する」「自分で行動し、他人に頼らない」ということ、またその心構えで行動することです。

自分で考え判断するには経験や学びが無いとできません、この経験や学びは他人に頼ってばかりでは得ることができません。

また、他人に頼らなければ「借り」ができることがありません、借りが無ければ、いつでも自分の意見を通せるのです。

チャンスだと思った時に、即座に判断ができ、即行動に移せるのは独立しているから出来るのです。

チャンスを拾う人、見過ごす人

職場などで見てみると、

チャンスを拾う人

  • 率先して行動する
  • 自分に希望をもつ
  • 人に頼らない

このような行動をしています。

ーー職場での行動

「率先して行動する」
職場では、各自それぞれ受け持ち業務や専任業務などありますが、繁忙期や立て込む時間帯などは率先して他人の業務も受け持つ。また、誰もが面倒だと思う外線電話なども率先して対応する。

「自信と希望がある」
自分に自信があり、そして自分に希望をもって生きている。この自信は細かな実績の積み上げで築いてきたので簡単には崩れません。

「人に頼らない」
業務を誰にも頼らないので、他人の能力や人脈をあてにしなくてよいので、誰にも媚びることがない。

チャンスを拾う人は、率先して行動ができる人です。

面倒なことは誰でも敬遠しようとしますが、その面倒なことが出来るかどうかで将来が変わってきます。また、自分の苦手な分野でも部下や同僚に頼らないことで、誰かに媚びたり他人の意見に左右されることもありません。

チャンスを見過ごす人

  • 独立心がない
  • 人に頼り、人に期待する
  • 変化を望まない

あなたは仕事を人まかせにしていませんか?めんどうな細かな業務を任せっきりにしていませんか?

ーー職場での行動

「独立心がない」
会議では自分の意見を言わずその場のながれにまかせるだけ。担当以外のことには関わらないようにする。リーダー的ポジションを敬遠する。

「頼り、期待する」
誰かがやるだろうと、自分が指名されるまでは行動にでない。チームワークという言葉で他人に頼ろうとする。

「変化を望まない」
業務での効率アップなどの意見を聞かれても、変化に対応するのが面倒、業務が増える懸念があるので現状で良いと考える。

他人の力を借りて成し遂げたことばかりでは、自分自身への自信には繋がりません。独立心が無いと、逃げ腰の行動が多くなってしまうのです。また、他人の力が必要なので自分の意見を通すことができません。

チームワークという甘えは厳禁

チームワークという言葉に甘えて、部下や同僚に仕事を任せていませんか?

何もできない上司

私の体験の一例では、

  • 面倒な他の部署への連絡や相談を部下に任せっきりで他の部署に人脈が無く、全体会議などで発言しても共感が得られず、結果、部下がプレゼンを行うことで解決
  • パソコンが苦手なので資料作成をすべて任せる、そのため資料の変更や訂正をしたくても自分では出来ないので、自分の意見を通せなくなる
  • 担当外の業務には全くタッチしないので、他の業務は緊急的なフォローもできない

という方々がいました。

ワードやエクセルが苦手で資料作成を人に任せっきりの方が多く、変更がある場合は作成者の顔色を伺いながら依頼していました、それでは何度も変更の依頼ができず「それでいいか」という後向きの資料では成果を勝ち取ることなど出来ないでしょう。

また同部署内は、誰が何の業務を担当しているくらいは把握しておきましょう。

面倒だから、苦手だから、ではチャンスが遠のいてしまいます。

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「一身独立」の一節でドキッとした方へ、ひと言

この「一身独立」の一節だけでドキッとした方は、自分でも気がついていたハズです。

そうです!

あなたは誰かに頼って仕事をしていますよね、頼っている方に正面から意見が言えなくなっていませんか?

独立していれば人に媚びず、正々堂々と自分の意見を押し通すことができます、チャンスの時に足を前に踏み出せるのです!

また、チャンスだと思っても自分に自信が無いと、なかなか足を踏み出せないものです。面倒だと思うことにも積極的に行動して自信の源としましょう。

 

この記事を読んで独立するチャンスが来ました、今から変われば良いんです。

今、このチャンスを拾ってください!

思考を劇的に変える2冊

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