あなたは仕事を期日までに仕上げることに、毎回苦しい思いをしていませんか?
良い仕事をする人は「ゴールを設定してプロセスを考え行動し、期日までに終わらせる」ことを上手く考え行動しているのです。
では、良い仕事をする人の思考術とは?
まずはゴールを設定する
まずは、最初にゴールを設定しましょう。ゴールの設定は期日を考え、リスクを考慮して中間到達日を決めて前半、後半と分けて管理しやすくするのがポイントです。
期日や中間到達日を決めて仕事の配分をすれば、注力するポイントか、割愛してもよいポイントか?など判断基準が適正になります。
ゴールを設定しないと達成できない訳
例えば、東京からドライブで西へ向かったとしましょう、
- ゴールを大阪と決めた人
- 行ける所まで行こうとする人
どちらの人が遠くまで行けるでしょう?
そうです、ゴールを大阪と決めた人です。
ゴールを決めていない人は「何時までに」「どこまで」という事がぼんやりしているので、スタートするのもダラダラ、途中も自分のペースで行動して思うように前に進めません。
プロセスは地図を作ることが大切
ゴールが設定できれば、そこへ到達するためのプロセス(準備と道筋)を考えましょう。
頭の中で「仕事の地図」を作るのです。漠然と仕事をしても効率も悪く、ゴールにたどり着けるか分かりません。
プロセスは「絶対」と「ベター」を分ける
プロセスで大切なのは、「絶対」と「ベター」を分けて考えることです。
イメージしやすく言うと「名古屋は時間があれば立ち寄る、京都には絶対に立ち寄る」ってことです。
絶対の条件と、ベターの条件を分けることで、時間配分が正しくできるようになります。
このようにプロセスを考える上で、絶対事項と優先事項を決めておけば最後に時間が足らなくなる事を防ぐことが出来ます。
プロセスの地図があれば全体が見える
- 「ここは一番の難所だが避けて通れない」→ここは何としても頑張る!
- 「ここは時間があれば立寄ろう」→今回は時間がないので通過する
- 「途中経過が順調」→無理にペースを上げなくてもいい、少し休憩する
と、仕事の頑張り所やリラックスする所など全体像が見えるのです。
全体像が見える仕事と見えない仕事では、おのずと発揮される力が違います!
「ここは全力で取り組む!」の全力は、ポイントを理解しているから発揮できるのです。
すべてに、全力で!と頑張っても消耗するだけです。
「PDCAサイクル」を実行する
ビジネス書などに良く書かれている「PDCA」という言葉を聞いた事があると思います。
これはPはPLAN(計画)、DはDO(実行)、CはCHECK(検証)、AはACT(改善)、をサイクル(繰り返す)ことで、継続的な改善をしながら事業活動をすることで大きな目標を適正に達成する方法論です。
このPDCAで難しいのが、検証と改善です。検証、改善にはあなたのスキルやチームの協力が無くては容易ではありません。しかし、このプロセスが人を大きく成長させるのです。
このPDCAはドライブで例えると「車線変更したり追い越しをしたりするときにクラクションを後続の車から鳴らされた」など失敗から学び、それを次に活かし安全に早く目的地に着くことのようです。
ゴール出来ない場合も考えておく
物事には不可能な事があります。
どうしても結果を出せない場合もあるのです、その場合の対処も考えておきましょう。
「達成する為に、逃げる事を考えるな!」と言う方もいますが、考えておいた方が良い場合も多くあります。
例えば、
「大阪まで近づいたが、大型の台風が近づいているらしい」この様な場合では目的地を変更したり、引き返すのが安全です。
想定外の事が起こったとしても、ゴール地点を変更したり、期日を延ばしたりする決断を用意しておくのです。
この想定外のゴールを用意する事で、大きなチャレンジができるのです。
最後に「自信を持つこと」
だれでも自分の判断に不安を持つことはあります。
私も以前は、自分が判断することに自信が有りませんでした。しかし、自分に自信を持つためには何か結果を出すしかありません。
一つ一つの結果の積み重ねがあななの自信に繋がるのです。
また、ゴールが出来ない事があったとしてもチャレンジは続けましょう。良い仕事を達成するにはまずはコツコツと前に進むしか無いのですから。
ゆっくりでも良いので、自信を持って前進しましょう。
何となくを明確にする1冊
当たり前のことを簡潔に解説。